産業用太陽光発電の導入にかかる費用は、相場があってないようなものだと言われています。その理由は、産業用太陽光発電の場合、設置するモジュールの面積によって価格が異なるだけでなく、設置する場所が工場の屋根なのか土地なのかという点でも異なりますし、設置する工法によっても工賃が変わります。また、モジュールを設置するだけではなく、その後の保守メンテナンスについてもシステムを導入することになるため、その部分についても費用が必要になるので、業者ごとに見積もり価格はかなり異なります。

 

しかし、どのぐらいかかるのか全く見当がつかないのでは、投資のために産業用太陽光発電の導入を検討していても、収支計画を作ることができません。詳細な費用はケースバイケースなので業者に見積もりを出してもらわなければいけませんが、モジュールの面積や発電効率に応じて、だいたいの価格相場は、発電できる電力1kwごとに20万円〜30万円程度が相場と言われています。

 

例えば、産業用太陽光発電で10kw程度発電できるソーラーパネルを設置する場合、初期にかかる費用の相場は、300万円程度ということになります。それを、電力会社が電力を買い取ってくれる20年間という期間の中で、どこまで元が取れるのか、発電収入はいくらぐらいになるのかという点を計算しながら、産業用太陽光発電の導入が企業にとってメリットがあるかどうかを検討することになります。

 

例えば、毎年37万円程度の発電収入を見込める場合には、電力会社の買取は20年間なので、20年間の発電収入合計は756万円程度ということになります。初期費用は300万円程度なので、投資としては最終的に元が取れることになり、8年ぐらいで初期費用が回収でき、その後は年率5%程度の投資になる計算となります。つまり、このケースでは、産業用太陽光発電を導入することによるメリットがあるという結論を出すことができます。もちろん、発電効率などは地域や天候によって大きく影響されるので、その辺は業者に相談しながら決める必要があります。

 

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産業用太陽光発電 買取の相場

産業用太陽光発電は、住宅用太陽光発電とは異なり、住んでいる自宅に設置する必要がありません。そのため、全国どこに自宅があっても、日射条件が良い地域や土地を探して投資物件を見つけることが可能ですし、発電した電力に関しては、消費した後の余剰電力のみが買い取り対象となるわけではなく、発電した電力すべてを買い取ってもらうことができるため、安定した売電収入を見込むことができます。

 

売電収入がいくらぐらいになるのかは、物件が発電する電力量によって異なりますが、電力会社による買い取り価格のレートによっても大きく異なります。地域ごとに買取りレートが異なるということはなくて全国統一買取価格なのですが、1kw当たりの買取価格は定期的に見直しが行われているため、今後も変動していく可能性は高いですね。

 

ちなみに、産業用太陽光発電の買取相場は、2011年までは1kw当たり24円程度に設定されていました。その後、自然災害によるダメージを少しでも軽減するために太陽光発電が推奨されたことを受け、産業用太陽光発電の買取価格も急上昇、1kw当たり40円まで上がりました。ちょうど2012年から、40円の固定価格で20年間の買取が保証されるというシステムがスタートしましたね。

 

その後、20年の買い取り保証という点は現在でも変わっていませんが、買取価格の相場は毎年少しずつ下降しています。2018年現在においては、1kw当たりの買取相場は24円までに下がっていて、今後はもしかしたらもっと低くなってしまう可能性も考えられます。

 

買取価格が低くなったからといって、産業用太陽光発電の投資物件の購入価格が安くなるわけではありません。最初に物件購入のために必要になる資金は変わりません。それでいて、買取価格が低くなるのですから、投資家にとってはできるだけ早めに産業用太陽光発電屁の投資を始めるか、もしくは慎重に物件選びをして発電効率が良い物件を選ぶか、などの決断が求められます。太陽光発電では、太陽の光があれば設備は発電をしてくれますから、安定した発電量が見込めます。しかし、買取価格が半額になってしまうと売電収入も自動的に半額になってしまう事になるため、副業や副収入、投資として産業用太陽光発電を考えている投資家にとっては、大きな懸念するべき要素と言えるでしょう。

 

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